変わる長崎を記憶したい

長崎原爆とラジオゾンデ 落下位置を探しまくってやっと見つけた

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1945年(昭和20年)8月9日、長崎市上空から原子爆弾が投下され、松山町上空で炸裂しました。原爆投下時、原子爆弾以外のものが一緒に投下されたことをご存じでしょうか。

ラジオゾンデ

原子爆弾と一緒に、観測用の機器が投下されました。原子爆弾観測用ラジオゾンデです。「落下傘付爆圧等計測器」とも言われます。電波を使い、グアムの米軍基地に発信されました。

原子爆弾にはパラシュートはついていたか

原子爆弾にはパラシュートはついていませんでした。漫画・アニメではパラシュートと共に落ちてくる原爆が描かれることがありましたが、風で流される爆弾ってありえないですよね。

しかし、被爆者の証言にはパラシュートの目撃情報があるのです。実はラジオゾンデに落下傘がついていて、その目撃情報が誤って広がったのではないかといわれています。

ラジオゾンデの落下位置

ラジオゾンデは3つ投下され、長崎市の東に流されました。
落下箇所は、

  • 長崎市川内町
  • 諫早市飯盛町古場補伽
  • 諫早市飯盛町平古場嵩

の3カ所です。それぞれの場所を探しましたので尋ねてみましょう。

長崎市川内町

諫早市飯盛町古場補伽

諫早市飯盛町平古場嵩

原爆資料館での展示

このラジオゾンデについては、原爆資料館でも紹介されています。資料館にお出かけの際はこの件についてもご覧になって見てください。

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