昨日Twitterでつぶやきましたが…
長崎には「町(ちょう)」はありません。すべて「町(まち)」です。
地元の人は結構,「川上町(かわかみちょう)」とか「国分町(こくぶちょう)」とか「江川町(えがわちょう)」というのですが,正式には「川上町(かわかみまち)」とか「国分町(こくぶまち)」とか「江川町(えがわまち)」です。
もしかすると「町(ちょう)」であった時もあったのかもしれませんが,現在は統一されています。
市によっては,「町(まち)」と「町(ちょう)」が混在している市もあります。しかし長崎市には「町(まち)」しかありませんので,わかりやすいですね。
この法則を貫く著しいものに,「香焼町」があります。
香焼町は,合併する前までは,西彼杵郡香焼町(こうやぎちょう)でしたが,合併した後はそのままの香焼という地名は引き継いだものの長崎市香焼町(こうやぎまち)と変更になりました。
市町村合併する前の紛らわしい町名として,「三和町」もあります。長崎市の草住町の手前に「長崎市三和町(さんわまち)」という町があります。合併前には「西彼杵郡三和町(さんわちょう)」という町もありました。全く別の場所です。現在でも,どこに住んでいるの?「三和町」と答えようものなら,旧三和町に住んでいると誤解される地名ですね。
ということで,長崎の「町」のお話でした。
今度は,「町」がつく町と「町」がつかない町の違いを書きたいと思います。
「町」でゲシュタルト崩壊してきた…
私たちが過ごす長崎。その長崎の今の景色は過去になっていきます。
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