みんな大好きグラバー園。長崎旅行に行くならば,グラバー園。
そういうグラバー園ですね。定番の観光スポットです。
旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅。この3つの建物は国指定重要文化財で,他の園内の建物と違い移築されたものではありません。修復復元されてはいますが,もともと居留地時代からそこにたっていた建物です。
このグラバー園は,いわゆる洋館,開港後の居留地時代に建てられた建造物が園内にいくつもあります。
そんな洋風建造物の中を散策していると…
旧リンガー住宅の先,旧オルト住宅の手前になんと!
そこらの住宅街にあるような門が現れます。ポストもついてるし!
そう。グラバー園内には民家があるのです。旧グラバー住宅も旧民家なのですが,そういうことではなく,現住する個人宅があるのです。
ここの住民の方は,安田汽船産業の前社長様のようですね。
グラバー園が整備される前から住んでいたのでしょうが,立ち退くことがなかったのか,有力者のため立ち退かせることができなかったのか,何ら問題視されなかったのかは分かりません。
招かれざる客は入場料を払って訪問し,招かれた客は横にある外部とつながる通用門から訪問することができます。
テーマパークの中にある家ですが,民家ですので,用もないのに門の中に入ることのないようにしましょう。
上記の写真も,その方の私有地に入っていませんし,行けば分かる・見ることもできるものですので,Googleストリートビューやゼンリン住宅地図と同じように問題ないと判断し,掲載しています。
長崎の観光名所の案内が充実している観光情報誌です。長崎旅行の計画にお手元に一冊準備されることをお勧めします。
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